敷金 賃貸住宅用語集
敷金とは、賃貸住宅を借りる契約をする際に、あなたが借りた部屋が傷ついたりした際の修理費用や家賃の支払いが滞った際に補充する代金として、契約する相手に預けておく お金のことです。
通常は、家賃の1か月分から4か月分くらいが敷金の相場でしょう。
敷金は、賃貸住宅を退去する際に、全額返済することが基本です。
普通に使用して傷んだ壁や床などの修理費用や鍵の交換費用などは、大家さん(家主)が負担する費用なのです。
しかし現状では、掃除や普通に使用して傷んだ部分の修理などに、敷金が使用されることも多いのです。
その費用分の敷金が返済されないので、預けていた敷金が減ってしまうことになります。
本来は全額返してもらえるはずの敷金が、減ってしまうのは納得できない場合もあるでしょう。
返ってくる敷金が減ること未然に防ぐには、敷金全額返済サービスを行っている不動産屋さんの物件を選んだり、契約書にしっかり記載してもらうことが大切です。
ただし、敷金の全額返済サービスなどがあっても、あなたがトラブルや不注意で床や壁に大きな傷をつけたりした場合には、修理費用が敷金から引かれます。