内法と壁芯(壁心) 賃貸住宅用語集
内法とは、壁の内側で計った実際の長さを示します。
内法長さで面積を求めると、実際に使える部屋の有効面積となります。
壁芯(壁心)は、部屋の長さを壁心の間隔で測った長さを示します。
建物を作る際には、この壁芯を基準に作るので、部屋の広さを計算しやすくなります。
壁の厚みは場所によって異なることも多く、壁芯で計算した面積が同じでも、有効な面積は異なる場合があります。
外壁や界壁(住戸の間を仕切る壁)は壁が厚めで、屋内の間仕切壁は壁が薄めであるのが一般的です。
そこで実際に使える広さを確認する際には、内法寸法で計算した有効面積を確認することが大切です。
また家具や冷蔵庫などの大きさを選ぶ際にも、内法の長さを確認しておかないと、部屋に入りきれないことも考えられます。
内法の長さは、賃貸物件の実際に使える広さを比べたり、部屋に家具や家電製品など持ち込む際に、とても大切となるのです。