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いろいろなドアと窓

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賃貸住宅を上手に探すポイント、
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快適な使い方などを幅広く紹介。

 

いろいろなドアと窓

間取り図を見る際には、ドアや窓の形にも注目しましょう。
開き方や向きなどが違うと、使い勝手もかなり変わってくるので、チェックが欠かせない部分なのです。

ドアと窓の開き方の例

上図一番左の片開き戸は、玄関や洋室の入口の戸によく使われます。
手前に開く部分が大きいので、その部分には家具などを置けないという弱点がありますが、開きやすく閉じやすい戸といえるでしょう。

片開き戸は、現地を見学する際には、ハンドル操作をする部分の形に注目しましょう。
昔の握り玉と呼ばれる丸い操作部分は滑って開けにくいこともあるので、レバー状のハンドルタイプがベターです。

上図左から2つ目の親子開き戸は、片開き戸に小さな扉を追加した形です。
通常は小さい戸を固定して、片開きのように使います。

大きな物を運び込んだり掃除や換気を行うなど大きく開けたい場合には、小さい戸も開くことで大きな開口を確保できます。
そのような時には片開き戸よりも便利なのですが、普段は小さな扉で大きな扉を支える形になるのでぐらぐらしやすく、防音や耐久性の点で若干不利になります。

上図左から3つ目の引き違い戸は、和室の出入口や窓で使われることが多い形です。
戸の左右どちらからでも出入が出来て、戸を開いた状態でも戸が邪魔にならないという特徴があります。
扉を開いたまま使えるので、開いたまま換気する窓や押入れの戸などに使われることも多くなります。

引き違い戸には、引き込む操作する引き手が滑りやすく、戸の下にゴミが溜まると動きが悪くなりやすいなどの弱点もあります。
勢いよく閉めると大きな音がしたり、しっかり閉まらなかったりするので、丁寧な操作が必要な戸でもあります。

上図右から3つ目の片引き戸は、引き違い戸の片側を固定したような戸です。
和室や洗面所や浴室の出入口で使われることが多い形で、壁の部分が増えるので使いやすくなる場合もあります。
特徴は引き違い戸と同様です。

上図右から2つ目の折り戸は、2枚の戸が真ん中で折れて、スライドすることで開く戸です。
左右各2枚の計4枚で使ったり、3枚で使ったりと、いろいろなパターンがあります。

折り戸の特徴は、大きく開くことが出来る点です。
クローゼットなど収納の戸に使用すると、一度に収納した物全てが見えるので、整理しやすくなります。
また、部屋を仕切る移動間仕切として使われることもあります。
ただゴミが詰まったりガタが出て、動きが悪くスムーズにスライドできなくなることが多い扉でもあります。

上図一番右のFIXは、窓で使われます。
固定された窓で、陽射しを取り入れたり、景色を楽しむことが主な目的の窓となります。
同じ表記で、上げ下げ窓やジャロジー窓などの場合もあるので、現地での確認が欠かせない窓といえます。

間取り図だけでは、戸や窓の高さは分かりません。
同じ幅の窓でも、バルコニーに出られる大きな窓と、出入りできない腰から上の腰窓の違いは分かりません。

出入口の戸についても、古めの賃貸住宅では高さが180cm程度と低いことも多くなります。
背が高い家族がいる場合には、頭をぶつけないように、戸など開口部分の高さをしっかり確認することが大切なのです。

次は、部屋の中で邪魔になることが多い、柱や梁のチェックポイントを紹介しましょう。

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