トイレと浴室に注目
トイレや浴室は、家族で毎日使うものですから、使いやすいことが大切です。
そこで使いやすさに注目して、間取り図をチェックしましょう。
上図のトイレは、廊下から直接入れるので、一般的にはもっとも使いやすいタイプといえます。
LDKなど部屋から入るのではなく廊下から入れるので、視線を気にせず入りやすく、臭いなども気になりにくくなります。
ただトイレがLDKのすぐ隣なので、水を流すなどトイレの中で発する音がLDKにも聞こえやすくなることも考えられます。
トイレとLDKの間に収納などがあれば、トイレの音はほとんど気にならなくなります。
上図の浴室もトイレ同様に、一般的にはもっとも使いやすいタイプといえます。
トイレと別の入口で、着替えをする洗面所もしっかり仕切られているので、落ち着いて入浴できます。
洗面所からトイレに入ったり、着替えをする洗面所が扉で仕切られていないと、来客などの際には使いにくくなってしまいます。
ただこちらも浴室がLDKのすぐ隣なので、水を流す音や鼻歌などがLDKにも聞こえやすくなることも考えられます。
トイレの音ほど不快に感じることは少ないのですが、間に収納などがあれば音が気にならなくなります。
浴室については、カビの発生を防ぐ為に換気を行って、浴室を乾燥させることも大切です。
上図の浴室では窓が無いので、入浴後は換気扇を長く回して、浴室をしっかり乾燥させることが必要です。
浴室に窓があれば、窓を開けておくことで浴室の乾燥ができるので、換気扇を長く回すための電気代を節約できます。
次はいろいろなタイプのドアや窓について、どんな特徴があるのか紹介しましょう。