過去の出来事を調べる
賃貸住宅を実際に訪ねて確認する際には、過去の出来事を調べることも大切です。
借りたい部屋で過去に事件があっていたら、やっぱり気になります。
特に家賃が相場より安い物件を探す場合は、過去に何かあったり、近隣の住民に変な人がいたりすることもあります。
そこで家賃が安い賃貸物件を探す際には特に、過去の出来事や周辺に変な住民がいないことを調べることが大切なのです。
賃貸物件で事件や自殺などが起こった場合は、賃貸契約を行う際に不動産屋さんはあなたに事件などを告知をする必要があります。
事件や自殺などが起こった物件は借り手が少なくなるので、家賃が極端に安くなることも多いのです。
もしあなたの家族が、過去の事件や自殺などを気にしなければ、非常にお得な物件ともいえます。
しかし事件や自殺の後に借り手が付き、その後に空き物件となった場合は、賃貸契約を行う際に不動産屋さんはあなたに事件などを告知する義務がなくなります。
そんな物件を知らずに借りてしまうと、後で近隣の住民さんと話したりしたときに、はじめて知る可能性もあるのです。
とはいえ不動産屋さん以外には、物件を借りる前に過去の事件や自殺などを教えてくれる人はほとんどいません。
そこに住んでいないと、近隣の人たちに話を聞くことも難しいでしょう。
そこで過去の出来事に不安がある場合や、あなたが過去の出来事を気にする場合には、告知事項以外でも過去に何か起こったことがないか、不動産屋さんにしっかり確認することが重要です。
悪意があるか、本当に出来事を知らない不動産屋さん以外は、たいてい教えてくれるはずです。
近隣の住民に変な人がいないことも、チェックしておきましょう。
暴力団や危険な行動をする人、迷惑行為がひどい住民が住んでいるなど、借りると生活に不安が生じるような地域は避けたいところです。
見て廻る全ての物件で調べることは大変なので、借りたい賃貸物件を絞った後に、周囲をゆっくり見て廻りましょう。
気になる人や場所を見つけたら、不動産屋さんや近所の人に聞いてみましょう。
地元を良く知っている不動産屋さんは知っているはずですし、優しい住民なら、あなたが引っ越してくることを聞いたら、教えてくれるはずです。
過去の出来事を調べることは、安全に安心して住む為に大切です。
引っ越す前に引っ越し先の地域について出来るだけたくさんのことを知っていれば、トラブルに巻き込まれる前に注意して暮らすこともにつながるのです。