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「快適な賃貸住宅選び」では
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建物のチェックポイントや、
快適な使い方などを幅広く紹介。

 

断熱や防音の性能を確認

賃貸住宅を実際に訪ねて確認する際には、断熱や防音の性能にも注目です。
断熱や防音の性能については、見た目で判断できる部分はかなり限られています。
しかし設計資料などが揃っていて、断熱や防音の性能を確認できる場合は、しっかりチェックを行いましょう。

賃貸住宅の断熱性能は、見た目で分かる部分はかなり限られてしまいます。
断熱材は壁の中に隠れてしまうので、物件を見るだけでチェックすることが難しいのです。

賃貸物件の断熱性能を見た目でチェックすることができる部分としては、窓ガラスの部分と外部の仕上げ材です。
ペアガラスが採用されている賃貸物件は少なくなりますが、逆にペアガラスを使用した物件の断熱性能は、壁や天井など全体的に見ても高いことが予想できます。
ペアガラスを斜めから見ると、2枚のガラスがあることを確認できます。

窓から入る暑さを抑えるには、南側の窓には庇やベランダの天井があることが大切です。
また東側や西側の窓から入る暑さは遮りにくいので、暑さが入りやすい大きな窓は南面にあることをチェックしましょう。

屋根の仕上げとしては、瓦を使った屋根が断熱性能が高くなります。
次にコロニアル、金属板の屋根は一般的に断熱性能が劣ります。

外壁の仕上げとしては、サイディングやモルタル壁が断熱性能で有利となります。
こちらも、金属板の壁は断熱性能の面では一般的に不利なのです。

賃貸物件に使用されている断熱材が分かる場合は、しっかりチェックして比べましょう。
木造や鉄骨造の壁と天井の断熱材は、グラスウールの50mmの厚みが一般的です。
鉄筋コンクリート造の壁と天井の断熱材は、20mmの厚みの断熱パネルが一般的です。
これより厚みが大きければ、断熱性能が高い賃貸物件といえるでしょう。

賃貸住宅の防音性能では、上下左右に隣接する部屋との防音性能が一番大きなポイントです。
特に上階と左右の部屋のから来る音が気になりやすく、隣人とのトラブルの原因となる場合もあります。
とはいえ防音性能は断熱性能と同様に、物件を見て判断することが難しい部分でもあるのです。

左右に音が漏れる隣戸とを仕切る壁については、可能であれば静かな時間帯に隣戸で大きな声を出してみて、声の漏れ方を確認しましょう。
上階からの音漏れについては、可能であれば上の部屋を歩いて、下の部屋に足音がどの程度漏れるのか確認します。
ただ隣や上階が空き部屋でない場合は、この方法で防音性能を確認できません。

床の足音については、床が板張り仕上げよりもカーペット仕上げの物件のほうが気にならなくなります。
塩ビのシートで床を仕上げてある場合は、その中間的な防音性能です。
あなたの家族が上階の足音を特に気にする場合は、床がカーペット敷きの賃貸物件を探すか、防音に気を配った物件を選びましょう。

賃貸住宅の断熱性能が高くなると、毎月かかる冷暖房費を減らし、室内の温度変化が少なく快適になるという効果があります。
賃貸住宅の防音性能が高くなると、隣の住民からの声や足音が気になりにくくなる効果があります。
また室内で発する音が隣戸に漏れにくくなるので、隣戸の住民から苦情を受ける危険性も少なくなります。
断熱性能や防音性能が高い賃貸物件は家賃が高目となりますが、室内の環境が良好となる効果もあるのです。

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