周囲の環境を再チェック
賃貸住宅を実際に訪ねて確認する際には、周囲の環境を再度チェックすることも大切です。
借りたい暮らしやすそうな地域をしっかり決めて探していても、実際の賃貸物件がある場所は状況が変わることもあります。
そこで、もう一度賃貸物件の周囲の環境確認することは重要なのです。
実際の賃貸物件の周囲をチェックするポイントとしては、道路との関係が一番大きなポイントとなります。
大きな道路に面した物件は、クルマの騒音が気になることも少なくありません。
道幅が普通でも、クルマの通行が多い道も同様です。
逆に非常に狭い道だと、クルマでの出入りが難しくなることもあります。
賃貸物件と道路のつながりによっては、子供が小さい場合には危険となることもあります。
歩道が無い見通しが悪い道路に直ぐにつながる賃貸物件は、子供が出かける際に飛び出しやすく危険なこともあります。
家族に小さい子供がいる場合の賃貸物件探しでは、物件につながる道路が見通しの良い道路であること、もしくは歩道がある道路であることをチェックしましょう。
道路以外にも、騒音の原因となる場所が近くに無いことをチェックしましょう。
線路や駅や高速道路、店舗や町工場など、騒音を発生する場所は意外に多いものです。
周囲を見回して、騒音を発する場所が近くに無いことを確認しましょう。
騒音対策を行った賃貸物件の場合は、騒音自体は気にならなくなりますが、振動には注意が必要です。
振動が気になりそうな場所では、可能ならば、夜間の実際に寝る時間に確認したいところです。
また通勤手段や買い物の場所などについても、改めて確認しましょう。
近くに賃貸物件が集中している場合は、通勤や買い物については同じような条件となりますが、1kmも離れると環境や便利さなどがかなり違ってきます。
そこで離れた物件を見る場合は、周囲の環境についても、それぞれにチェックして検討する必要があるのです。
周囲の環境は、賃貸物件の家賃とも大きな関係があります。
環境が良い物件は毎月の家賃が高くなり、環境が悪くなると毎月の家賃も下がります。
そこであなたの家族が許せる環境であれば、周囲の環境があまり良くないながら家賃が低い物件を選ぶこともひとつの方法です。
家賃が安くなった分、生活に余裕ができます。
将来一戸建てや分譲マンションの購入を考えている場合は、家賃が安くなった分を貯蓄にまわすこともできます。