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賃貸物件の階数や作り

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「快適な賃貸住宅選び」では
賃貸住宅を上手に探すポイント、
建物のチェックポイントや、
快適な使い方などを幅広く紹介。

 

賃貸物件の階数や作り

賃貸住宅を実際に訪ねて確認する前に、アパートやマンションの場合は、賃貸物件の階数や作りを確認しておきましょう。
賃貸物件の最上階と中間階と1階では、それぞれに特徴があります。
また鉄筋コンクリート造の建物と鉄骨造の建物と木造の建物にも、それぞれ特徴があります。
それを頭に入れて実際の物件を見ると、より的確に賃貸物件を見ることが出来るのです。

まず階数については、同じ賃貸物件の中でも、最上階が環境も良く家賃が高くなります。
最上階には上階からの騒音という弱点が無く、上階の廊下や階段は人の通りが少ないために、より落ち着いた環境となりやすいのです。
隣の建物の影になりにくいので、陽射しや風通しを確保する点でも有利です。
ただ最上階は屋根の熱さが室内に伝わりやすい点と階段だと昇るのが大変という欠点もあるので、屋根の断熱性能とエレベーターや階段については要チェックです。

中間階は、家賃と環境のバランスが良い部分です。
より高い階の方が騒音や陽射しなどの環境がよくなる分、家賃も高目となります。
上階の足音などが特に気になる場合もあるので、可能であれば上階の部屋を歩いたり声を出してみて、足音や騒音を確認したいところです。
階段やエレベーターについても、最上階同様にチェックします。
陽射しについても、隣の建物の日陰にならないことを確認しておきましょう。

1階については、家賃の安さがポイントで、階段を使わずに部屋に入れる手軽さもあります。
庭がある場合には、庭も大きなポイントとなるでしょう。
また子供が小さい場合は、階段やベランダの危険が少なくなる点は有利かもしれません。
しかし1階は通行する人の視線が気になったり、防犯上で不利となります。
道路が近いと騒音の面でも弱点となりますし、駐車場のクルマのエンジン音なども気になりやすくなります。
陽射しが十分得られないこともあるので、環境をしっかりチェックすることが大切です。

鉄筋コンクリートで作られた賃貸住宅は、防音性能の高さや気密性の高さ、雨漏りの危険性が少ないなどの特徴があります。
また地震などの際にも、建物が壊れにくいという特徴も備えます。
賃貸住宅としては室内環境が良くなる場合が多いのですが、家賃も高目となります。
コンクリートに大きめのひび割れが見られると建物の強さに不安があるので、現地を見る際にはしっかりチェックしましょう。

鉄骨で作られた賃貸住宅は、平均的な特徴を持ちます。
2,3階の賃貸住宅で利用されることが最も多い構造の、賃貸住宅ともいえます。
防音性能や雨漏りの危険性は程々で、地震の際の壊れにくさも程々です。
ただ鉄部分が錆びると強度が弱くなったり、ぶつかって怪我をする危険もあるので、表面に見えている鉄部の状態はチェックポイントとなります。

木造の賃貸住宅は、作られてからの年月によって性能や家賃が大きく変わります。
しっかりした作りの木造賃貸住宅は、鉄骨と同等以上の防音性能や強さを確保しています。
しかし多くの木造賃貸住宅は、防音性能や雨漏りの危険性、さらに火災に対する安全性などの点で劣ってしまいます。
家賃の安さは魅力なのですが、長く住む賃貸住宅としては不安も大きくなります。
そこで長く住むなら比較的新しい物件を選ぶことが、木造の賃貸住宅の大きなポイントです。
また短い期間のつなぎ的に借りたい場合は、安価な物件の中から、傷みが少ない賃貸住宅を選ぶことが大切です。

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