1R・ワンルーム 賃貸住宅用語集
1R・ワンルームとは、単身者用の賃貸住宅で、生活のメインとなるひとつの部屋とキッチンがひとつの部屋になっていることを示します。
玄関から部屋が見えるタイプと、玄関が仕切られるタイプがありますが、玄関から部屋が見えるタイプが主流です。
1R・ワンルームは、キッチン部分のスペースが生活する部屋と同じなので、無駄な空間が無くなり部屋を広く使えるという特徴があります。
しかし生活する部屋からキッチンが見えるので、キッチンが汚れていたり散らかっていると目に付いて気になったり、調理の際に生じた臭いが部屋に溜まりやすいという短所もあります。
また生ゴミなどゴミを置く場所も、普段の生活空間と同じとなります。
生活する部屋の広さは、1R・ワンルームという表示だけでは分かりません。
ベッドやテレビを置くと、残りのスペースがほとんどなくなってしまうことも少なくありません。
そこで、部屋の広さのチェックが大切な物件なのです。
1R・ワンルームの賃貸物件は、トイレや浴室が個別に備わる物件と、トイレが共同だったり、浴室が無い物件もあります。
またトイレと浴室が、一つの部屋にまとまっている物件もあります。
1R・ワンルームは、部屋の作りとしてはもっともシンプルなので、選びやすそうに感じられます。
ですが部屋の広さやキッチンの使い勝手や装備、トイレや浴室など、チェックすべき部分は意外に多いのです。