新居に必要な物を揃える
新居となる賃貸物件が決まったら、新居に必要なものを考えましょう。
これまで使っている家財道具の中には、新居では使えないものもあります。
そんな家財道具については事前にしっかりチェックして、揃えておきましょう。
新居で新たに必要となる家財道具としては、カーテンやブラインドと照明機器が大きなポイントです。
窓に取り付けるカーテンやブラインドについては、今住んでいる部屋と引っ越し先の部屋の窓の大きさを確認して比べる必要があります。
カーテンなら数センチの違いであればそのまま使えることもありますが、サイズの違いが大きい場合は買い換える必要があります。
現在の住まいよりも新居の窓の数が増える場合にも、カーテンの追加が必要となります。
ブラインドの場合は、窓のサイズが違うと取り付けられないこともあります。
幅がたりないと隙間が大きくなるので、カーテンの場合よりもしっかり窓の大きさを確認する必要があります。
今使っているカーテンの高さだけが足りない場合は、カーテンの下に布を継ぎ足して再利用する方法もあります。
逆にカーテンが長すぎる場合は、下の部分を折りたたんでピンで留めれば（縫えば）再利用できます。
また念のために引越し先のカーテンが必要な窓の上部に、カーテンレールが付いていることも確認しておきましょう。
付いていなければ、カーテンレールも準備しましょう。
照明機器は、部屋の数が増えると必要となります。
引越しして当面の間はデスクスタンドなどで代用してもいいのですが、暗くなってから部屋を整理する時にはかなり不便です。
そこで出来れば足りない照明機器についても、引越し前に準備しておきましょう。
引越し先の部屋が広くなると、これまで使っていた照明機器では少し暗さを感じることもあります。
ただ暗すぎて見えないということは稀なので、引越しの直後にどうしても必要となることは少ないものです。
引越ししてから落ち着いた頃に、照明機器自体を買い換えるか、スタンドライトなど補助照明を追加するか考えても十分間に合います。
キッチン廻りでは、コンロも大きなポイントです。
賃貸物件によっては、コンロが付いていないこともあります。
今住んでいる物件にコンロが備わっていて、引越し先にコンロがない場合は、新しくコンロを準備する必要があります。
調理は引っ越してからすぐに必要となるので、引越し前にチェックして準備しましょう。
コンロは都市ガスの種類やＬＰガスなど、ガスの種類によって使用可能な製品も異なります。
ガスのタイプが違う物件に引っ越す場合にも、コンロの買い換えが必要となることがあるので注意しましょう。
洗濯機についても、引越しの際にポイントとなることがあります。
引っ越し先の賃貸住宅の洗濯機を置くスペースが小さい場合には、大きなドラム式の洗濯機や２槽式の洗濯機は入らないこともありえます。
洗濯機を置くスペースを事前に確認して、入りきれない場合は入るサイズの洗濯機に買い換えましょう。
エアコンについても、今あなたが所有しているエアコンの数と引っ越し先で必要なエアコンの数を確認しましょう。
賃貸住宅によっては、エアコンが備わる物件も多くなっていますが、エアコンが付いていない物件もあります。
そこでエアコンが必要な部屋には、エアコンの追加が必要となる場合もあるのです。
ただエアコンが設置できない部屋や条件もあるので、借りる前にエアコンのチェックは済ますべきです。
エアコンについては、要らなくなった場合でも廃棄処分に費用や撤去の手間がかかるので、引越し前に準備や手配を済ませておきましょう。
エアコンを引越す場合には、引越し業者に依頼したほうが工事の時間の調整などの点で便利です。
エアコンが足りない場合、気候が穏やかな時期であれば当面は不要なので、引っ越してから購入しても十分間に合います。
引越し先で新しく購入する家財道具については、配送してもらう時期にも気を配りましょう。
カーテンやブラインドは、サイズの調整に時間がかかることもあるので早めに手配します。
引越し先で購入して引越し先に置いておけば、引越しの荷物を減らせます。
大きな家電製品などについては、引越しが完了した頃に持ってきてもらうように手配すると、スムーズに引越しが出来ます。
