照明選び
照明は、あなたの新居に始めから必要な電気製品です。
生活の中でも大きなポイントとなる部分なので、あなたの家族の暮らしに適した製品を選ぶことが大切です。
照明機器選びは、明るさと色味が大きなポイントとなります。
まずは、部屋の広さに適した明るさを備えた照明機器を選ぶことが基本です。
通常の照明機器は、6畳から8畳用など照明の明るさに適した部屋の広さの目安が表示されているので、その広さを参考に選びましょう。
分からない場合は、店員さんに聞けば教えてくれるはずです。
天井が高い部屋では光が遠くなるので、少し明るめの照明機器を選びます。
ランプの色味も、照明機器を選ぶ大きなポイントです。
蛍光灯やLEDは、昼光色(クール色)・昼白色(ナチュラル色)・電球色の3色に分かれます。
昼光色(クール色)は、明るい昼間のクッキリした光の色です。
昼白色(ナチュラル色)は、中間的な爽やかな光の色です。
電球色は、黄色っぽい温かみのある光の色となります。
昼光色(クール色)は活動的な光の色なので、作業スペースに向く光の色といえます。
実際の明るさより暗く見えることもあるので、明るめ(大きめ)の照明を選びましょう。
昼白色(ナチュラル色)は中間的な光の色で、住まいの照明として全体的に使いやすい光の色です。
電球色は落ち着きを感じる光の色なので、寝室や浴室など、ゆっくり静かに過ごす部屋の照明に向きます。
若干光が暗めでも、気にならない光の色といえます。
昼白色のランプは、トイレや洗面所など、水廻りにも適した明かりといえます。
落ち着いた電球色にすると、汚れが分かりにくいので掃除しにくいという傾向があります。
長時間使用する浴室については、掃除しやすさよりも、落ち着いた電球色のほうが効果がありそうです。
リフレッシュを重視するなら、昼光色を選んでも良いでしょう。
蛍光灯や電球型LEDはランプ部分を交換できるので、部屋にあわせた光の色味のランプに交換することも可能です。
部屋の雰囲気にあわせてランプの色を交換すれば、より暮らしに適した光とすることができるのです。
照明は、新居に引っ越した当日から必要なので、急いで適当に選びがちです。
しかし節電や部屋の雰囲気、インテリアや使い勝手などには大きな影響があります。
そこで部屋の使い方に合わせてしっかり考えながら選ぶことが、快適な賃貸住宅の暮らしには欠かせないのです。