不動産屋さんに条件をしっかり伝える
あなたの家族にぴったりの賃貸住宅を効率よく探す為には、探している賃貸住宅の内容や条件をしっかり正しく伝えることが大切です。
家賃の予算はもちろん、必要な部屋の数や広さや種類などをきちんと伝えることで、賃貸物件探しをよりスムーズに行えるようになるのです。
賃貸住宅を探す為に不動産屋さんに伝える内容として、家賃の予算と最低限必要な部屋数の２つは必須です。
大まかな家賃が分からないと物件を絞れませんし、必要な部屋の数が不足していると非常に生活しにくくなります。
広さや建物の種類も、大切な条件といえます。
広さについては、必要な部屋数と家賃によって大まかな広さが決まることもあるのですが、標準より広い部屋が欲しい場合や多少狭くてもかまわない場合には、しっかり伝えることが大切です。
また各部屋ごとに必要な広さを不動産屋さんの担当者に伝えると、より詳しい条件で探せます。
アパートやマンション、一戸建てや長屋といった、賃貸物件の種類も大切な条件です。
賃貸物件の種類が変わると、暮らしの快適さや使い勝手が大きく違ってきます。
家賃もかなり違ってくるので、快適さと家賃のバランスを考えながら、場合によっては賃貸物件の種類を変えることも検討しましょう。
キッチンや浴室の設備、ベランダの広さや部屋の階数なども、大切な条件となります。
最新のキッチンは蛇口が使いやすかったり、便利な収納が付いていたりします。
逆に古いとお湯の温度調整に手間がかかったりします。
浴室では、自動でお湯を入れたり温度調節をしたりする機能が便利です。
トイレは意外に大きなポイントで、新しいトイレは１回に流れる水の量が少し古めのトイレの半分以下となっているので、大きな節水効果があります。
毎月の水道代を減らすことにもつながるので、トイレの新しさには注目なのです。
ベランダは、使い方によって必要な広さも違ってきます。
一般的な広さのベランダは奥行きが８０ｃｍほどしかないので、物干し場以外にはあまり使えません。
ですが１．５ｍ以上くらいの奥行きがあれば、椅子を置いて屋外で食事することもできます。
プランターをたくさん置いて、花壇のようにすることも可能です。
ベランダに水栓（蛇口）があると、水撒きや掃除など便利に使えます。
ペットや防音室など特別な条件についても、しっかり伝えましょう。
賃貸住宅を探す際に最も大切な条件となることもあるので、あなたの家族に必要な条件を事前にまとめておくと、説明しやすくなります。
あなたの家族に必要な賃貸住宅の条件を家族みんなで相談して、書き出してまとめておきましょう。
書き出しておくと、どの内容を優先すべきか相談しやすくなりますし、家族の意見もまとめやすくなります。
また、そのまとめた文章を不動産屋さんに見せれば、不動産屋さんを廻るたびに同じ説明をする手間も省けます。
