柱や梁に注目
RC造や鉄骨造の賃貸住宅では、室内に大きな柱が梁が出てくることも多くなります。
大きさや場所によっては かなり邪魔になることもあるので、間取り図で事前に確認しておきましょう。
上図の例では、洋室と和室とLDK各部屋に1箇所、柱が出てきています。
寝室や子供部屋として使用する洋室や和室では、柱の位置や大きさによっては、ベッドや家具を上手く配置出来ないことも考えられます。
特に高層マンションでは柱が大きくなることも多いので、柱の位置と大きさは大きなチェックポイントとなります。
柱が部屋の外にあれば、部屋の中では問題ありません。
しかしバルコニーなどの、屋外でよく使う部分が狭くなり、動きにくくなることもあります。
柱については、間取り図でチェックしやすい部分です。
しかし天井から下がっている梁については、間取り図では分かりません。
上図で点線で表している梁は、間取り図では省略されることがほとんどなのです。
柱を繋ぐ点線部分には、梁があることが予想されます。
そこで賃貸物件の現地を見に行く場合には、梁についてもしっかりチェックしておきましょう。
下がっている部分が大きいと、背が高い家具がぶつかったりすることもありますし、頭をぶつけてしまうことも考えられます。
柱の間を繋ぐ梁だけでなく、上図で小梁と示しているように、部屋の途中に梁が出てくる場合もあります。
間取り図を見るだけでは、分からない部分もあります。
そんな部分については、現地を見る際に忘れずにチェックしましょう。