賃貸住宅決定のポイント
賃貸住宅の物件を現地でたくさん見て確認したら、いよいよ借りるひとつに決めることになります。
物件をたくさん見ていると、借りたいひとつを絞り込むことが難しい場合もあります。
最低限必要な部屋数や広さを備えた賃貸物件を選んで現地を見ているはずなので、広さや部屋数を満たしている物件の中での比較となるでしょう。
その中でも様々な特徴を持った物件を実際にたくさん見た後では、ひとつに絞る際には迷ってしまいます。
家賃の予算が十分あるなら、希望する物件に決めやすくなります。
しかし家賃を適度に抑えつつ希望の物件を決める場合には、あなたが賃貸住宅に希望する幾つかのポイントで我慢する必要があるのです。
そこで現実に賃貸物件を選ぶ際に大切なポイントを考えて見ましょう。
賃貸物件を選ぶ際の一番のポイントとしては、やはり家賃です。
家賃だけでなく、毎月必要な共益費や、クルマが必要なら駐車場料金なども一緒に考えましょう。
毎月必要な家賃については、家計の中で無理をしない額であることが最も大切です。
他の生活費については生活の工夫などで減らすことも可能ですが、家賃を減らすには引っ越すしかありません。
引っ越すには敷金や引越し費用が必要なので、家賃で無理をしていると、引越し費用も準備できなくなる可能性があるのです。
そこで家賃については、生活費の中でも無理をしないことが大切なのです。
賃貸物件を選ぶポイントとしては、敷金や照明機器や家具など、引越した時に必要となる費用もあります。
物件を借りる際には、敷金や礼金や手数料など、賃貸契約に伴う費用が必要です。
物件によってこの費用がかなり異なる場合もあるので、決める前にしっかり確認しておきましょう。
敷金は退去時に戻ってくることになっているのですが、室内の傷などの補修や清掃に使われることも多く、返ってくる金額はかなり減ってしまうことが多いのです。
また照明機器や家具やカーテンなど、生活する上で欠かせない家財道具の費用も確認しておきましょう。
現在あなたの家族が使っている照明機器や家具やカーテンや家電製品がそのまま使えるのであれば、追加の費用はほとんどかかりません。
しかしサイズや部屋数の違いなどにより、現在使用している家財道具で足りない部分は、引っ越してすぐに必要となります。
選ぶ際に最後に迷っている賃貸物件については、引越した際に必要となる追加の費用を検討して最終決定することも、ひとつの決定方法なのです。
周囲の環境についても、賃貸物件を選ぶ大きなポイントとなります。
最終的に絞り込んだ物件がすぐ近くの物件でも、道路や店舗の騒音などの環境がかなり違うこともあります。
実際に暮らすつもりで周囲を見て廻り、最終決断してもいいでしょう。
