間と尺 賃貸住宅用語集
間と尺とは、長さを表す単位で、日本に昔からある長さの単位です。
1間は約1.82mの長さで、1尺は約30.3cmの長さで、6尺が1間となります。
1間は、畳1枚の長い辺の長さとほとんど同じです。
また古めの賃貸物件では、扉の高さも1間程度であることが多く、背が高い家族は頭をぶつけやすく使いにくくなることもあります。
1尺は小さめの下駄箱の奥行き程度の長さで、キッチンの奥行きは2尺くらいが標準的です。
家具などの長さ(幅)についても、1尺ごとに規格サイズが揃うことが多くなります。
部屋は3尺(半間、0.5間)の倍数の寸法で決めることも多く、8畳の部屋は1辺が2間の正方形、6畳の部屋は短い辺が1.5間で長い辺が2間となることがほとんどです。
間や尺は、建物を設計する上ではポイントとなる長さの単位なので、どのくらいの長さか知っておくと賃貸物件をチェックする際に役立ちます。