ＣＬ・クローゼット 賃貸住宅用語集
ＣＬ・クローゼットとは、押入れのような普段使わないものを収納する小部屋の中でも、衣類を収納することを中心に考えている小部屋です。
ハンガーを掛けられるように、ハンガーパイプと呼ばれるハンガーを掛けられる棒が設置されています。
ＣＬ・クローゼットについては、間取り図でチェックするポイントは、幅と奥行き、そして扉の開き方です。
幅や奥行きが広いと、収納できる衣類や物の量が増えます。
扉が広く開けば、物を取り出しやすくなります。
中でも奥行きはチェックポイントで、奥行きが小さいと布団などが収納しにくくなりますし、収納できる物の量が大幅に減ってしまいます。
実際の物件を見る場合には、ＣＬ・クローゼットの中に設置されている棚やハンガーパイプの位置と数をチェックしましょう。
また高さや、実際の内部の広さも確認します。
高い位置に棚（枕棚）が付いていると、収納量が増えますし、ハンガーパイプが２段あると衣類の収納量が増えますが、長いコートなどを掛けにくくなることもあります。
腰の高さくらいに棚があると、長いコートなどを掛けにくくなりますが、その下を押入れのように収納に使いやすくなります。
ＣＬ・クローゼットの大きさについても、間取り図とはかなり違ってくることも少なくないので、しっかりチェックしましょう。
間取り図は壁の厚みなどをいい加減に書いてあることも多く、小さなＣＬ・クローゼットでは広さの誤差が大きくなる傾向があります。
そこで実際に物件を見て確認することが、ＣＬ・クローゼットをチェックするポイントなのです。
