連帯保証人 賃貸住宅用語集
連帯保証人とは、万一あなたが家賃を払えなくなった場合に、代わりに支払うこと約束する人のことです。
本来は借りている人が払うべき費用を、他の人が肩代わりするという、責任の重い保証人です。
通常は両親など、非常に近い親戚がなることが多くなります。
連帯保証人となる人には、収入があって支払能力があることが条件となります。
連帯保証人は、借りている人以上に支払いの責任が重いという、他の先進国では まず見られない酷い制度です。
借りている人がお金を持っているのに家賃を支払わない場合でも、連帯保証人には家賃を支払う義務があるのです。
家賃に対する保証については家主が保証会社に掛けて家賃の不払いに対する保証を確保して、家賃に上乗せするのが本来の姿です。
しかし日本では、家賃の支払保証を連帯保証人という形で確保しているのです。
確かに連帯保証人の制度は、保証会社に払う費用分の家賃が少なくて済む利点があります。
支払う家賃が少なくなるので、連帯保証人となる人がいる場合には効果があるのです。
しかし連帯保証人の責任の重さを考えると、無くすべき制度といえるでしょう。
最近では、連帯保証人が不要な賃貸物件もあります。
家賃は若干高めとなりますが、連帯保証人を探す手間や責任を負わせる心苦しさから開放されます。